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彼女はくノ一! 第六話 (157)

第六話 春、到来! 出会いと別れは、嵐の如く!!(157)

「……ふぅ……」
 湯船の中で長々と手足を伸ばした香也は、満足げな息を漏らした。大きすぎるくらいの浴槽も、こういうときは素直にありがたいと思う。
 ここ数日、なんだかんだで香也は慣れない長時間勉強にいそしんでいるわけで、実際にやってみればさほど苦にはならなかったとはいえ、だからといって披露を感じないというわけでもない。体のあちこちがこわばっているような感触もあって、こうして湯の中に手足を伸ばしていると、自然に気の抜けた声が漏れてきた。
 しかし、香也の至福の時間は、そう長くは続かなかった。
「香也様ぁ」
 いきなり声をかけられて、香也は慌てて上体を起こした。
「ちょっとご一緒させていただきますね」
 振り返ると、がらりと音をたてて脱衣所へと続く引き戸が開き、楓が入ってくるところだった。
「……あっ。あっ。あっ……」
 予想外のことに、香也はすっかり動揺してしまっている。それ以前に、目のやり場に困る。
「そんなに慌てないでくださいよ」
 楓が、ちょっと拗ねた声を出した。
「わたしの裸なんて、見慣れているじゃないですか。
 そんな反応されちゃうと、わたしの方まで恥ずかしくなってきます……」
 一応、タオルで前の方は隠していたが、そういう楓もそれなりに恥ずかしい思いはしているらしく、顔と耳が朱に染まっていた。
「……や。や。や……」
 香也の方も赤くなって、慌てて顔をあらぬ方向に向ける。
 その間に楓は洗面器でざっと自分の体にお湯をかけ、すばやく香也の隣に滑り込んだ。
「……こうして二人で一緒にお風呂に入ったり、背中を流したり、って一度やってみたかったんですよね。
 なかなか機会がなかったし、今日はわたしが香也様をお世話する日ですから、これくらいしてもいいですよね? 今日は、あまり一緒にいられませんでしたし……」
 耳元に口を寄せてそういわれると、香也としても「……んー……」と曖昧に頷くよりほかない。
 香也があまり弁が立つ方ではない、ということもあったが、全裸でも平気で密着してくる楓の体温やら感触やらをつとめて意識しないようにすることで、香也はいっぱいっぱいだった。
「……ちょ、とちょっと……」
 香也は、ようやくそういって、楓から少し遠ざかった。
「わ、わかったから……その……もう少し、離れて……。
 のぼせちゃう……」
 たどたどしい言い方であったが、なんとか楓に自分の意志を伝える。
 今までの例から見ても、楓は、香也の意志を無視してまで自分の欲求を強行する性格ではなかった。つまり、「話せばわかる」。
 その点、自分たちの欲望に忠実すぎる三人娘や理路整然と香也を解きふせて結局は自分のしたいほうへと誘導してしまう孫子などとは違っていて、やりやすいともいえる。
「……はぁい……」
 楓は、拗ねたような甘えたような声をだして、一応は「少し離れてくれ」という香也の要求を聞き入れてくれた。
「でも、お背中くらいは、流させてくださいね……」
 その直後、すかさず香也の言質をとろうとしているのは……おそらく、計算してのことではなく、自分がしたいことを素直に告げているだけなのだろう。
「……う、うん……」
 香也は、力なく、頷いて見せた。
「それくらいなら、別に……」
「……最近、香也様、頑張っていますよね……」
 唐突に、楓が話題を変えてくる。
「今日も……びっくりしちゃいました。
 少し前と比べると、段違いによくなっています……」
 香也の、勉強のことだった。
「……んー……」
 とりあえず香也は、例によって曖昧に唸っておく。
 実のところ、あまり実感はないのだが……赤点以下を平気で取っていた以前と比較すれば、香也の成績は、格段によくなっているのだろう。
「……みんなが、みてくれたから……」
 仮に、香也の成績がよくなったとしても、それは香也一人の功績ではない……というのが、香也の本音だった。
 決して、自分自身の努力が実ったというわけっではなく……他力本願だったからこそ、いまだにろくな手応えや実感も、持てないのかも知れなかった。
「……誰かに助けられたとしても……」
 楓は、お湯の中で香也の掌を握りしめた。
「……実際にやったのは、香也様なんですから……。
 もう少し、自信を持ってください……」
「……んー……」
 香也は、力なく、答える。
「……わかった……」
 曖昧な香也の主体性とは違い、自分の掌を握る楓の手指の感触は、誤魔化しようがないくらいに本物だった。
 その楓がいうのだから……おそらく、その通りなのだろう……と、香也は、そのような納得の仕方をする。
「……ありがとう」
 続いて、ぽつりと香也は呟いた。
「……え?」
 楓が、虚をつかれた表情になる。
「いや、いろいろ……ありがとう」
 香也は、自分が感じていることをうまく伝えられないもどかしさを感じながら、不器用に単調な言葉を繰り返す。
「……や、やだなぁ……」
 何故か、楓が露骨に狼狽しはじめた。
「そんな……わたしだけが、手伝ったわけでもないですし……」
「でも……楓ちゃんも、やってくれたし……」
 ぼそぼそと聞き取りづらい声で、香也が続ける。
「それは……うん。
 そう、なんですけれどね……」
 楓はそういって、何故か「はははは」と軽い笑い声はあげた。
「……香也様……」
 しばらくして、楓がいった。
「もう少し、そばにいってもいいですか?」
「……んー……。
 少しなら……」
 反射的に答えてから、香也は慌てて付け加える。
「でも……その、くっつきすぎないで……」
「……はぁい」
 くすくす笑いながら、楓は、香也との距離を、ほんの少し詰めた。肩がふれあう寸前で、とどまっていた。
「……楓、ちゃん……」
 何気なく楓の横顔を見た香也は、ぎょっとした。
「なんで……泣いているの?」
「え?」
 楓は、自分の頬に手をあてた。
「なんで、涙が……」
 香也が指摘した通り、楓の目尻から頬にかけて、一筋の涙が滴り落ちている。
「そんな、悲しいことなんて、何もないのに……。
 ただ……いつまでも、こんな状況が続けばいいのに……って、そう、思っていただけで……」


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[つづき]
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